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『銀色っぽい葉のオリーブで、おしゃれな目隠しを作りたい』と考えている方も多いですよね。
ただ、オリーブは1本で植えるシンボルツリーのイメージが強く、生垣にできるのか迷う木でもあります。
結論から言うと、オリーブの生垣は、上に伸びやすい品種を列に植え、横枝を整えて作る洋風の目隠しです。日当たりと水はけのよい場所を選び、早春に剪定するのが基本になります。
この記事を読むと、オリーブを生垣にする時の品種の選び方、向く場所、1年の手入れ、ほかの銀色の葉の木との比べ方が分かります。
オリーブの生垣ってどんな木?
オリーブは、モクセイ科の常緑樹です。銀緑色の葉が洋風の庭によく合い、冬も葉が残るので、目隠しの生垣にも使われます。日当たりと水はけのよい場所を好みます。
生垣(いけがき)は、木を列に植えて刈り込みなどで仕立てた垣根のことです。基本は生垣とは?読み方・塀との違いと役割で紹介しています。
オリーブの魅力は、なんといっても銀緑色の葉です。緑の濃い生垣に比べて、明るく軽やかな印象になるんです。
『シンボルツリーの木を、何本も並べて大丈夫?』と思いますよね。生垣にするなら、上に伸びやすい品種を選んで、横に広がる枝を整えていく形になります。

オリーブの生垣のよさと、気をつけたいこと
| くらべる点 | オリーブの生垣のよさ | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 葉 | 銀緑色で明るく、洋風に合う | 品種によって枝の伸び方が違う |
| 冬 | 常緑で冬も葉が残る | 日当たりが悪いと元気がなくなりやすい |
| 花と実 | 初夏(5〜6月が目安)に花 | 1本では実がつきにくい品種が多い |
| 手入れ | 剪定は早春にまとめやすい | 幹に穴をあける虫に注意 |
シンボルツリーと生垣では、育て方の目標が違う
1本のシンボルツリーなら、枝を自然に広げて樹形を楽しみますよね。生垣の場合は、何本もの木で一枚の「緑の面」を作るのが目標になります。
そのため、横に大きく広がる枝は面に合わせて切り、高さも毎年そろえていきます。『自然な姿のほうが好き』という方は、角をきっちり立てず、ふんわりした面に整えるくらいでも十分おしゃれに見えます。
生垣にするならどの品種?選び方の考え方
生垣にするなら、上に伸びやすい品種を選ぶのが基本です。品種名で迷ったら、「生垣にしたい」「目隠しにしたい」と目的を伝えて、購入先に枝の伸び方を確かめましょう。
『オリーブって品種が多すぎて、どれを選べばいいか分からない』という声は、とても多いです。ここで大事なのは、品種名を覚えることではなく、枝がどう伸びるかを見ることなんです。
| 枝の伸び方 | 生垣での使いやすさ | 考え方 |
|---|---|---|
| 上に伸びやすい | 使いやすい | 列に植えて横枝を整えれば、幅をとりにくい |
| 横に広がりやすい | 場所しだい | 幅に余裕がある場所なら候補になる |
| 枝が垂れやすい | 向きにくい | 目隠しの面を作りにくい |
実もほしいなら、別の品種を混ぜる
オリーブは、1本では実がつきにくい品種が多い木です。別の品種を近くに植えると実がつきやすい、と一般にいわれています。
生垣は何本も並べるので、実も楽しみたいなら、上に伸びやすい品種の中から違う品種を混ぜるのも一つの方法です。
- 生垣・目隠しにしたいことを伝える
- 上に伸びやすい品種かを確かめる
- 実も楽しみたいかどうかを伝える
- 別の品種を混ぜる時の組み合わせを相談する
- 苗の間隔の目安を確かめる
購入先には、こんなふうに伝えると話が早いです。
「道路沿いの目隠しの生垣にしたいので、上に伸びやすいオリーブを探しています」
「実もなるとうれしいです。組み合わせる品種も教えてください」
オリーブの生垣が向く場所・向かない場所
オリーブの生垣は、日当たりと水はけのよい場所に向きます。日陰や、水がたまりやすい場所では元気がなくなりやすいので、ほかの木も比べておきましょう。
植える場所が合っていると、オリーブの銀緑色の葉がいちばんきれいに見えます。次の表に、植えたい場所を当てはめてみてください。
| 場所の条件 | 向き不向き | 理由と考え方 |
|---|---|---|
| 日当たりのよい南側の道路沿い | 向く | 日当たりを好む |
| 水はけのよい花壇・植え込み | 向く | 水はけのよい土を好む |
| 洋風の外観の家のまわり | 向く | 銀緑色の葉が洋風になじむ |
| 建物の北側など日陰 | 向きにくい | 日当たりが足りない |
| 雨のあと水がたまる場所 | 向きにくい | 水はけが悪い |
| 幅の狭い植え場所 | 条件しだい | 上に伸びやすい品種を選ぶ |
例えばこんな場面なら
例えば「南側の道路に面した庭を、洋風の目隠しで囲みたい場合」なら、オリーブの生垣はよく合います。道路側に出た枝を切れるよう、外側から手が届くかも見ておきましょう。
例えば「北側の隣家との境界に植えたい場合」は、日当たりが足りないことがあります。日陰に強い木と比べてみてください。
洋風の庭に合うほかの木は洋風の生垣|洋風の庭に合う木と仕立て方で、おしゃれな組み合わせ方はおしゃれな生垣のつくり方|樹種・形・組み合わせの考え方で紹介しています。
1年の手入れカレンダー:早春の剪定と虫の見回り
オリーブの生垣の剪定は、早春(2〜3月が目安)にまとめるのが基本です。初夏の花を楽しんだあとは、伸びた枝のはみ出しを整え、幹の足元を見回る習慣をつけましょう。
『オリーブはいつ切ればいいの?』と迷う方は多いですよね。しっかり形を作るのは早春、と覚えておくと分かりやすいです。
月の目安は地域や年で前後します。木の様子を見ながら、次の表を参考にしてみてください。

| 時期の目安 | 木の様子 | やること |
|---|---|---|
| 早春(2〜3月) | 芽が動く前 | 形を作る剪定をする |
| 春 | 新しい枝が伸びる | 伸び方を見ておく |
| 初夏(5〜6月) | 花が咲く | 花を楽しむ・幹の足元を見る |
| 夏〜秋 | 枝が伸びる | はみ出した枝を整える・虫を見回る |
| 冬 | 常緑で葉が残る | 枯れ枝や混み合いを見ておく |
早春の剪定の手順
- 仕上げたい高さと幅を決め、目印のひもを張る
- 枯れ枝・内側に向かう枝・混み合った枝を付け根から切る
- 横に飛び出した枝を、生垣の面に合わせて切りそろえる
- 上に伸びすぎた枝を、決めた高さで切る
- 切った枝葉を片づけ、足元の風通しをよくする
上を狭く下を広くした台形にすると、下の葉まで日が当たりやすいと一般に説明されています。
幹に穴をあける虫に注意
ここが、オリーブを育てるうえで大事なところです。オリーブには、オリーブアナアキゾウムシという、幹に穴をあける虫がつくことがあります。
幹の足元に木くずのようなものが出ていないか、ときどき見てあげてください。足元に草が茂っていると気づきにくいので、株元はすっきりさせておくと見回りやすくなります。
剪定の時期や回数を生垣全体で知りたい方は生垣の剪定|時期・回数と刈り込みのやり方も参考にしてみてください。
よくある相談:品種・トラブル・虫・銀色の葉の木
オリーブの生垣でよく出る相談は、「生垣向きの品種」「何本も植えた時のトラブル」「道路沿いの目隠しで虫に強いか」「ほかに銀色の葉の生垣はあるか」の4つです。
ここでは、知恵袋で多く読まれている相談を要約して紹介します。
相談1:オリーブを生垣にするなら、どの種類を選べばいい?
オリーブで生垣を作りたいけれど、品種は何を選べばいいのか、刈り込みはできるのか、という相談です。
『刈り込んで形を作れる?』と気になりますよね。オリーブを生垣にするなら、上に伸びやすい品種を列に植えて、早春に横枝を整えていくのが基本です。
品種名から探すより、「生垣にしたい」と購入先に伝えて、枝の伸び方を確かめるのが近道です。
相談2:オリーブを生垣がわりに何本か植えると、将来トラブルになる?
オリーブの木を生垣がわりに4〜5本植えた場合、将来何か問題が起きないか、という相談です。
『植えたあとで困りたくない』という気持ち、よく分かります。気をつけたいのは、枝が道路や隣地にはみ出すことと、幹につく虫です。
| 将来の心配 | 先にしておきたいこと |
|---|---|
| 枝のはみ出し | 境界から少し内側に植え、毎年整える |
| 高くなりすぎる | 仕上げの高さを決めて、早春に切る |
| 幹につく虫 | 幹の足元をときどき見回る |
| 落ち葉 | 足元の掃除をこまめにする |
相談3:南側の道路沿いに目隠しで植えたいが、虫や病気に強い?
南側の道路沿いに、オリーブを目隠しの生垣として植えたい、虫や病気に強いか知りたい、という相談です。
日当たりのよい南側は、オリーブにとって合いやすい場所です。ただ、虫がまったくつかないわけではありません。
特に、幹に穴をあけるオリーブアナアキゾウムシには注意が必要です。幹の足元の見回りを習慣にしておきましょう。
相談4:オリーブのような銀色の葉で、生垣に向く木は?
オリーブのような銀色の葉が好きで、生垣にふさわしい木を探している、という相談です。
銀色の葉の木は、ほかにもあります。オリーブより低くまとめたいなら、次の木も比べてみてください。
| 木 | 葉の様子 | 生垣での使い方 |
|---|---|---|
| オリーブ | 銀緑色の葉 | 洋風の目隠し |
| フェイジョア | 葉の裏が銀白色 | 花と実も楽しむ洋風の生垣 |
| ウエストリンギア | 細い銀緑色の葉 | 刈り込みに強い洋風の低木 |
| ツリージャーマンダー | 銀白色の小さな葉 | 低い生垣・縁取り |
フェイジョアは初夏に赤い雄しべが目立つ花が咲き、秋〜冬に実もなります。フェイジョアの生垣|花と実を楽しむ洋風の生垣で紹介しています。
植える前のチェックと、手に負えない時の頼り先
オリーブの生垣は、日当たり・水はけ・品種選びの3つで、その後の育ち方が変わります。高く伸びて手に負えない時は、無理をせず剪定を相談するのも手です。
常緑樹は、春や秋の気温が穏やかな時期が植え付けに向くと一般に説明されています。植えたあとは、根づくまで水やりと支柱を続けましょう。
- 一日のうち、しっかり日が当たる場所か
- 雨のあとに水がたまらない場所か
- 上に伸びやすい品種を選んだか
- 境界から少し内側に植えられるか
- 苗の間隔を、購入先や施工業者に確かめたか
苗の間隔は、樹種・苗の大きさ・仕上がりの高さで変わります。購入先や施工業者に確かめておきましょう。
目隠しの高さや密度の考え方は目隠しの生垣|高さ・密度で選ぶ木とつくり方で、ほかの樹種との比較は生垣におすすめの木|目的別の選び方と樹種の早見表で紹介しています。
道路沿いと高い所の手入れ
道路に張り出した枝は、歩く人や車の通行、見通しの妨げになります。所有者が手入れするよう、多くの自治体が呼びかけています。
高い所の剪定は、脚立からの転落の危険があります。手の届く高さまでにして、高い所は業者に頼むのが安心です。
生垣が高くなって手に負えない時や、長い生垣の剪定が大変な時は、剪定をまとめて相談できる窓口もあります。
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よくある質問
オリーブの生垣の剪定はいつが目安ですか?
早春(2〜3月が目安)にまとめて形を作るのが基本です。夏〜秋は、道路や隣地にはみ出した枝を整える程度にしましょう。
生垣オリーブにするなら、どんな品種がいいですか?
上に伸びやすい品種が向きます。品種名で迷ったら、生垣にしたいことを購入先に伝えて確かめてみてください。
オリーブ生垣でも実はなりますか?
1本では実がつきにくい品種が多いので、別の品種を近くに植えると実がつきやすいといわれています。
オリーブにつく虫で気をつけることは?
幹に穴をあけるオリーブアナアキゾウムシに注意しましょう。幹の足元に木くずのようなものが出ていないか、ときどき見回ると安心です。
まとめ
- オリーブはモクセイ科の常緑樹で、銀緑色の葉が洋風の目隠しに合う
- 生垣にするなら、上に伸びやすい品種を列に植えて横枝を整える
- 日当たりと水はけのよい場所に向き、日陰や水がたまる場所は向きにくい
- 剪定は早春にまとめ、幹の足元の虫を見回る
- 銀色の葉の生垣なら、フェイジョアやウエストリンギアも比べる





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