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『赤紫の葉がおしゃれなドドナエア、生垣にしても大丈夫かな?』と気になっている方も多いですよね。
結論から言うと、ドドナエアの生垣は、日当たりと水はけのよい場所なら、葉の色で庭の印象をがらりと変えられる洋風の生垣です。ただ、寒さにやや弱く成長が早いので、植える場所と刈り込みの段取りを先に考えておくのが大事です。
この記事では、ドドナエアの性質と向く場所の見分け方、1年の手入れの流れが分かります。
ドドナエアの生垣ってどんな木?
ドドナエアは、ムクロジ科の常緑樹です。オーストラリア原産の品種が流通していて、赤紫〜銅色の葉が持ち味です。乾燥に強く成長が早いので、洋風の生垣やカラーリーフ(葉の色を楽しむ植物)に使われています。
生垣(いけがき)は、木を列に植えて、刈り込みなどで仕立てた垣根のことです。塀との違いや生垣の役割は生垣とは?読み方・塀との違いと庭や道路沿いでの役割で紹介しています。
ドドナエアは、刈り込みに耐える木です。刈り込み(伸びた枝先を面にそろえて切ること)で形を保てるので、生垣にも仕立てられます。
『緑の生垣ばかりで、なんだか地味』と感じている方には、うれしい選択肢なんです。

生垣にした時のよさと、気をつけたいこと
| くらべる点 | ドドナエアの生垣でのよさ | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 葉の色 | 赤紫〜銅色で、庭のアクセントになる | 夏は緑がかり、色が薄く見える時期もある |
| 丈夫さ | 乾燥に強い | 寒さにはやや弱い |
| 伸び方 | 成長が早く、早く形になりやすい | 伸びた分をこまめに整える必要がある |
| 常緑 | 冬も葉が残る | 霜の当たる場所では葉が傷むこともある |
成長が早いのは、生垣としては良し悪しの両方があります。早く目隠しになる反面、放っておくと形がくずれやすいんです。
赤紫の葉は季節でどう変わる?
ドドナエアの葉は、夏は緑がかり、寒くなると色が濃くなります。1年中同じ赤紫ではないと知っておくと、植えたあとに『思っていた色と違う』と戸惑わずにすみます。
実は、ドドナエアの葉色は季節で表情が変わります。これが、ほかのカラーリーフにはない楽しみ方でもあるんです。
| 季節の目安 | 葉の様子 | 見え方のイメージ |
|---|---|---|
| 春 | 新しい葉が伸びる | 赤紫と緑が混じった明るい印象 |
| 夏 | 緑がかる | 落ち着いた銅色に近い印象 |
| 秋〜冬 | 寒くなると色が濃くなる | 深い赤紫で、いちばん色が映える |
『夏に買ったら、写真ほど赤くなかった』という声もよく聞きます。季節で色が変わる木だと分かっていれば、秋以降の色づきを楽しみに待てますよね。
外壁や門まわりとの合わせ方
赤紫の葉は、白やベージュの外壁の前に植えると、色の対比がはっきり出ます。
濃い色の外壁の前だと、葉の色が沈んで見えることもあります。その場合は、明るい葉の木を一部に混ぜる考え方もあります。
新芽が赤い木や、葉が赤紫の木はほかにもあります。季節ごとの色の違いや組み合わせ方は赤い葉の生垣|新芽や葉が赤い木と楽しみ方で紹介しています。
ドドナエアの生垣が向く場所・向かない場所
ドドナエアの生垣は、日当たりがよく、霜の当たりにくい暖かめの場所に向きます。寒冷地や霜の当たる場所、刈り込みの手間をかけにくい長い生垣では、ほかの木とも比べておきましょう。
植える場所が合っているかどうかで、育ち方が大きく変わります。次の表に、植えたい場所を当てはめてみてください。
| 場所の条件 | 向き不向き | 考え方 |
|---|---|---|
| 日当たりのよい南向きの庭 | 向く | 葉の色がきれいに出やすい |
| 乾きやすい場所 | 向く | 乾燥に強い |
| 寒冷地・霜の当たる場所 | 注意が必要 | 寒さにやや弱く、葉が傷むことがある |
| 冷たい風が当たる角地 | 注意が必要 | 風よけになるものがあるか見ておく |
| 道路沿い | 条件しだい | 成長が早いので、はみ出しを刈る手間を見込む |
| 長い生垣を年1回だけ手入れしたい | 向きにくい | 伸びが早く、こまめな刈り込みが合う |
例えばこんな場面なら
例えば「道路に面した5mほどの生垣を洋風にしたい家の場合」なら、ドドナエアは候補になります。成長が早いので、道路側へ伸びた枝を刈る場所があるかを見ておきましょう。
例えば「寒冷地で、冬も赤紫の葉を楽しみたい場合」なら、注意が必要です。霜の当たりにくい軒下に近い場所を選ぶか、寒さに強い木と組み合わせる考え方もあります。
- 葉の色で庭の印象を変えたい
- 日当たりのよい場所に植えられる
- 伸びた分をこまめに刈る時間をとれる
- 霜の当たりにくい場所を選べる
洋風の庭全体の考え方は洋風の生垣|洋風の庭に合う木と仕立て方で紹介しています。
1年の手入れカレンダー
ドドナエアは成長が早いので、伸びた分を少しずつ刈って形を保つのが基本です。寒さにやや弱いので、寒い時期に強く切って葉を減らすより、暖かい時期に整えておくほうが安心です。
『いつ切ればいいの?』と迷いますよね。月をきっちり決めるより、季節ごとの木の様子を見て動くのがコツです。
地域や年で前後するので、次の表は目安として見てみてください。

| 季節の目安 | 木の様子 | やること |
|---|---|---|
| 春 | 新しい枝がよく伸びる | 形を整える刈り込み |
| 夏 | 葉が緑がかり、伸びが続く | はみ出した枝をこまめに切る。水切れに注意 |
| 秋 | 寒くなると葉の色が濃くなる | 冬の前に形を軽くそろえる |
| 冬 | 寒さで葉が傷むことがある | 強い刈り込みは控え、霜よけを考える |
植え付けの時期と、植えたあとの世話
ドドナエアのような常緑樹は、春の新芽が動く前後や、秋の気温が穏やかな時期が植え付けに向くと一般に説明されています。
寒さにやや弱い木なので、寒冷地では冬が来る直前の植え付けは避け、春に植えて夏のうちに根を張らせる考え方もあります。
植えたあとは、根づくまで水やりを続けましょう。乾燥に強い木でも、植えたばかりの時期は根が浅く、水切れしやすいんです。
『細い苗が風で倒れないか心配』という方は、竹などで列を連結する支柱を立てておくと安心です。苗が揺れにくくなり、根づきやすくなります。
刈り込みの進め方
- 仕上げたい高さと幅を決め、目印のひもを張る
- 側面は、上を少し狭く・下を広くした台形に刈る
- 天端(いちばん上の面)を手の届く高さでそろえる
- 内側の枯れ枝や混み合った枝を付け根から取る
- 刈った枝葉を片づけ、足元の風通しをよくする
上を狭く下を広くした台形にすると、下の葉まで日が当たりやすいと一般に説明されています。
伸びが早いからと何か月も放っておき、まとめて強く刈ったら、内側の枝ばかりが見えてしまった、というのはよくある失敗です。少しずつ、回数を分けて刈るほうが形を保ちやすいです。
電動バリカン(ヘッジトリマー)を使う時は、取扱説明書に従い、手袋と保護めがねを使いましょう。高い所は無理をせず、手の届く高さまでにしておくと安心です。
似た洋風の木と迷ったら
ドドナエアと迷いやすいのは、同じオーストラリア原産のティーツリーやウエストリンギアです。葉の色で選ぶと、自分の庭に合う木が見つけやすくなります。
『洋風の木って、どれも似ていて決められない』という方も多いはずです。まずは「何色の葉を楽しみたいか」で比べてみてください。
| くらべる点 | ドドナエア | ティーツリー | ウエストリンギア |
|---|---|---|---|
| 葉の色 | 赤紫〜銅色 | 品種で黄金色など | 細い銀緑色 |
| 性質 | 乾燥に強く成長が早い | 葉に香りがある | 乾燥に強い |
| 寒さ | やや弱い | やや弱い | やや弱い |
| 刈り込み | 耐える | 耐える | 強い |
どれも寒さにはやや弱い点が共通しています。寒冷地では、どの木を選ぶ場合でも植える場所選びが大切です。
ティーツリーはティーツリー(メラレウカ)の生垣|品種と育て方で紹介しています。
- 刈り込んだ面がそろってすっきり見える
- 手入れのタイミングを合わせやすい
- 色の印象がはっきり出る
- 葉の色の違いで変化を楽しめる
- 伸び方が違うと面がそろいにくい
- 区切りごとにまとめると見やすい
色を組み合わせた庭づくりはおしゃれな生垣のつくり方|樹種・形・組み合わせの考え方も参考にしてみてください。
よくある相談:大きくなりすぎた・明るい常緑樹を探している
ドドナエアでよく出る悩みは「大きくなりすぎた」「洋風の明るい生垣にしたい」の2つです。成長が早い性質と、刈り込みに耐える性質を知っておくと、答えが見えやすくなります。
ここでは、知恵袋で多く読まれている相談を、内容を要約して紹介します。
相談1:大きくなりすぎたドドナエアを仕立て直したい
ドドナエアが予想以上に大きくなり、1本の幹の上に葉を丸く茂らせる形に仕立て直したい、という相談です。
『こんなに大きくなるなんて思わなかった』という声は、成長の早い木ではよくあります。
ドドナエアは刈り込みに耐える木なので、伸びた分を切って形を戻していく考え方ができます。ただ、一度に大きく切ると内側の枝ばかりになることもあるので、何回かに分けて進めるほうが安心です。
相談2:フェンスの目隠しに、育てやすい常緑の低木がほしい
フェンス沿いの目隠し用に、育てやすく、虫にも強い常緑樹を探している、という相談です。
『手間がかからなくて、ずっと緑のものがいい』と思いますよね。ドドナエアは常緑で乾燥に強いので、日当たりのよいフェンス沿いなら候補になります。
ただ、成長が早いぶん刈り込みの回数は多めです。手間の少なさを優先するなら、ほかの常緑樹とも比べておきましょう。
相談3:自然な雰囲気の明るい生垣にしたい
ナチュラルな庭に合う、明るい雰囲気の常緑の生垣を探している、という相談です。
ドドナエアの赤紫の葉は、緑の多い庭に入れると色の変化が生まれます。全体を明るくしたいなら、緑や銀色の葉の木と区切りごとに組み合わせる方法もあります。
- 一日のうち、日がよく当たるか
- 冬に霜が当たりにくい場所か
- 生垣の両側に、刈るための場所があるか
- 苗の間隔を、購入先や施工業者に確かめたか
苗の間隔は、樹種・苗の大きさ・仕上がりの高さで変わります。生垣全体の木選びは生垣におすすめの木|目的別の選び方と樹種の早見表で紹介しています。
生垣が高くなって手に負えない時や、長い生垣の刈り込みが大変な時は、剪定をまとめて相談できる窓口もあります。
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よくある質問
ドドナエアの生垣は冬も葉が残りますか?
ドドナエアは常緑樹なので、冬も葉が残ります。ただ寒さにはやや弱く、霜の当たる場所では葉が傷むことがあります。
ドドナエアの葉が夏に緑っぽくなりました。大丈夫ですか?
ドドナエアの葉は、夏は緑がかり、寒くなると色が濃くなる性質があります。季節による変化なので、秋以降の色づきを見てみてください。
寒冷地でもドドナエアの生垣はできますか?
寒さにはやや弱いので、寒冷地や霜の当たる場所は注意が必要です。霜の当たりにくい場所を選ぶか、寒さに強い木と組み合わせる考え方もあります。
ドドナエアの生垣は植えてすぐ目隠しになりますか?
成長が早い木なので、比較的早く形になりやすいです。ただ、植えてから葉が密になるまでは時間がかかるので、すき間が気になる間はフェンスなどと組み合わせる考え方もあります。
ドドナエアの生垣に水やりは必要ですか?
乾燥に強い木ですが、植えたばかりの時期は根が浅いので、根づくまでは水やりを続けましょう。根づいたあとも、夏の日照りが続く時は土の乾き具合を見てあげると安心です。
まとめ
- ドドナエアは赤紫〜銅色の葉が持ち味の常緑樹で、洋風の生垣に使われる
- 葉は夏に緑がかり、寒くなると色が濃くなる
- 乾燥に強く成長が早い一方、寒さにはやや弱い
- 日当たりがよく霜の当たりにくい場所に向く
- 伸びた分を回数を分けて刈ると形を保ちやすい
- 手に負えない時は、無理をせず剪定の相談も考える





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