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『目隠しのために生垣を高くしたい。でも、高くなりすぎたらどうしよう』と迷っている方も多いですよね。
すでに背の高い生垣があって、『上の方にもう手が届かない』と困っている方もいるはずです。
結論から言うと、高い生垣の高さは「誰が、どこまで刈り込めるか」で決めるのがいちばんです。高くなりすぎた生垣は、一度に切らず、何年かに分けて少しずつ下げていきます。
この記事を読むと、高い生垣の高さの決め方と向く木、下げ方の手順、業者に頼む時に確かめることが分かります。
高い生垣のよさと、大変なところ
高い生垣は、2階からの視線や道路からの目線をさえぎる目隠しになり、風もやわらげてくれます。その分、上の刈り込みが大変になり、脚立での作業には転落の危険もあります。
生垣(いけがき)は、木を列に植えて刈り込みで仕立てた垣根のことです。生垣の基本は生垣とは?読み方・塀との違いと役割で紹介しています。
『高ければ高いほど安心』と思いがちですよね。ただ、高さが増えるほど、手入れの負担も一気に増えるんです。
- 道路や隣家からの視線をしっかりさえぎる
- 風をやわらげ、防風の役目も果たす
- 緑の面が大きく、圧迫感がブロック塀より少ない
- 夏の照り返しをやわらげる
- 上の刈り込みに脚立が必要になる
- 刈った枝葉の量が多く、片づけも大変
- 下の葉に日が当たりにくく、足元が透けやすい
- 道路や隣地へ枝がはみ出しやすい
目隠しの考え方は目隠しの生垣|高さ・密度で選ぶ木とつくり方でも紹介しています。
高さは「刈り込みできる高さ」で決める
生垣の高さは、目隠しに必要な高さと、毎年刈り込みを続けられる高さの両方で決めます。自分で刈るなら手の届く高さまで、それより高くするなら業者に頼む前提で考えておきましょう。
ここは、この記事でいちばん伝えたいところです。『目隠しに必要な高さ』だけで決めると、数年後に手入れが追いつかなくなりやすいんです。

| 高さの段階 | 誰が刈るか | 向く使い方 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|---|
| 地面に立って手の届く高さ | 自分で刈れる | 境界の仕切り、足元の目隠し | 立った人の視線はさえぎりにくい |
| 脚立が必要な高さ | 自分で刈るなら慎重に | 道路からの目隠し | 脚立からの転落の危険がある |
| 脚立でも届きにくい高さ | 業者に任せる | 2階からの視線や防風 | 毎年の依頼を前提に考える |
高い所の刈り込みは脚立からの転落の危険があるので、無理をせず業者に頼む、と一般に案内されています。自分で刈る範囲は、手の届く高さまでにしておきましょう。
高さを決める前のチェック
- どこからの視線を隠したいか(道路・隣家・2階)
- 上面まで、自分で刈り込めるか
- 毎年、業者に頼む予算と手間をかけられるか
- 生垣の幅を広げられる敷地の余裕があるか
- 道路や隣地へ枝がはみ出さない位置か
例えば、道路を歩く人の目線だけ隠せればよいなら、脚立がいらない高さで十分なこともあります。2階の窓からの視線まで隠したいなら、業者に頼む前提で高さを決めると、あとで困りにくいですよ。
上を狭く下を広くした台形にすると、下の葉まで日が当たりやすいと一般に説明されています。高い生垣ほど下の幅も必要になるので、敷地の余裕も一緒に考えておきましょう。
高い生垣に向く木と、手入れの時期
高い生垣に向くのは、刈り込みに強く、上に伸びて密になる常緑樹です。成長の早い木はすぐ高くなりますが、その分刈り込みの回数も増えます。
『早く高くなる木を選べば、すぐ目隠しになるのでは?』と思いますよね。そのとおりですが、決めた高さで止めるための刈り込みも、毎年増えていくんです。
| 木 | 伸び方 | 特徴 | 手入れの考え方 |
|---|---|---|---|
| シラカシ | 早め | 関東では屋敷林・高い生垣に多い | 大きくなりやすいので、高さを決めて毎年刈る |
| レイランディー | とても早い | 成長の早い針葉樹の目隠し | 放っておくと大きくなる。定期的に刈り込む |
| サンゴジュ | 早い | 大きく厚い葉。防火の生垣に使われてきた | 刈り込みに強い |
| トキワマンサク | 比較的早い | 刈り込みに強く、葉が密になりやすい | 花後(5〜6月が目安)に整え、秋に軽く |
| イヌマキ | ゆっくりめ | 潮風に強い和風の定番 | 初夏(5〜6月)と秋(9〜10月)が目安 |
| シマトネリコ | とても早い | 放っておくと高木になる | 高さを決めてこまめに切り戻す |
月は地域や年で前後します。シラカシはシラカシの生垣|高い目隠しに向く特徴と刈り込み、レイランディーはレイランディーの生垣|成長の早い針葉樹の目隠しでくわしく紹介しています。
針葉樹の多くは、葉のない古い枝まで深く切ると芽が出にくい、と一般に説明されています。レイランディーなどを高い生垣にするなら、伸びすぎる前に毎年刈りそろえておきましょう。
高くなりすぎた生垣を、何年かに分けて下げる手順
高くなりすぎた生垣は、一度に大きく切り下げず、何年かに分けて少しずつ下げるのが基本です。木の種類によって、どこまで切れるかが違うので、迷ったら業者に見てもらいましょう。
『もう手に負えないから、思い切って半分に切りたい』と考えたことはありませんか。広葉樹で刈り込みに強い木ならできることもありますが、葉がなくなるほど切ると、木が弱ったり見た目が悪くなったりすることがあります。

- 最終的にそろえたい高さを決める
- 木の種類と、切ってよい深さを確かめる
- 1回目は、上面を少しだけ下げ、葉が残る所でそろえる
- 新しい枝葉が出そろうのを待つ
- 次の刈り込みの時期に、また少し下げる
- 決めた高さに届いたら、毎年その高さで刈りそろえる
針葉樹は、葉のない所まで切ると芽が出にくいので、特に少しずつ下げる方が安心です。上の方は脚立での作業になるので、この段階から業者に頼むのも一つの方法です。
下げる途中の見た目は
上を切ると、しばらくは枝の切り口が目立つことがあります。新しい枝葉が出てくれば目立たなくなるので、途中の見た目は少しがまん、と考えておきましょう。
業者に頼む時に見積もりで聞くこと・伝えること
高い生垣の剪定を業者に頼む時は、生垣の長さ・高さ・樹種と、作業する場所の様子を先に伝えるのがコツです。見積もりでは、何がどこまで含まれているかを確かめておきましょう。
『業者に頼むと、いくらかかるか分からなくて不安』という方も多いはずです。料金は木の高さ・本数・作業環境で変わるので、まずは見積もりで確かめるのが近道です。
業者に伝えておきたいこと
| 伝えること | なぜ伝えるか | 伝え方の例 |
|---|---|---|
| 生垣の長さと高さ | 作業量と道具が変わる | 「道路沿いに長く続く生垣で、上は脚立でも届きにくい」 |
| 樹種 | 切ってよい深さや時期が変わる | 「レイランディーの生垣です」 |
| 仕上がりの高さ | 1回で下げるか、何年かに分けるかが決まる | 「何年かかけて、今より低くしたい」 |
| 作業する場所の様子 | 道路側の作業や車の停め場所に関わる | 「道路側から刈る必要がある」 |
| 刈った枝葉の処分 | 処分を頼むかどうかで内容が変わる | 「刈った枝葉も持って帰ってほしい」 |
見積もりで確かめておきたいこと
- 剪定の範囲(道路側・家側・上面)がどこまでか
- 刈った枝葉の処分が含まれているか
- 高い所の作業に追加の費用がかかるか
- 何年かに分けて下げる提案があるか
- 作業日と、雨の日の扱い
例えば、見積もりを見ながら「刈った枝葉の処分は入っていますか」「上面は今よりどのくらい下がりますか」と聞いておくと、仕上がりの食い違いを防ぎやすくなります。
業者への頼み方の流れは生垣の剪定を業者に頼む|依頼の流れと見積もりで見ることでも紹介しています。
突然訪問して庭木の剪定を勧め、高額な契約をさせる訪問販売のトラブルがあると、国民生活センターが注意を呼びかけています。訪問販売で契約した場合、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができることがあります。困った時は消費者ホットライン(局番なし188)へ相談しましょう。
次の一歩:剪定をまとめて相談できる窓口
高い生垣の刈り込みを自分で続けるのが難しくなったら、剪定の相談窓口を使うのも一つの方法です。
剪定110番は、庭木の剪定・伐採・抜根などを、全国の加盟業者に依頼できる窓口です。24時間365日、電話やフォームで受け付けています。
現地調査と見積もりは無料で、見積もりを見てから依頼するかどうかを決められます。上で紹介した「伝えること」と「確かめること」を手元に置いて相談してみてください。
剪定110番
伸びすぎた生垣の剪定・刈り込みを、プロに頼む
庭木の剪定・伐採・抜根・草刈りを、全国の加盟業者に頼める窓口です。24時間365日受け付けていて、現地調査・見積もりは無料。見積もりを見てから頼むかどうか決められます。
見積もり無料生垣の剪定を無料で見積もる作業内容や費用は木の高さ・本数・作業環境によって異なります。最新の情報は公式サイトで確認してください。
よくある相談:植える間隔・高さを戻す・伸び放題の生垣
高い生垣でよく出る相談は、「高い生垣にするための植える間隔」「伸びた生垣の高さを戻したい」「伸び放題の生垣をどうするか」の3つです。
ここでは、知恵袋で多く読まれている相談を、内容を要約して紹介します。
相談1:目標の高さまで育てたい。苗の間隔はこれで大丈夫?
カナメモチの苗を植えたあと、知り合いから間隔をもう少し空けた方がよいと言われ、心配になった、という相談です。
『植え直した方がいいのかな』と迷いますよね。苗の間隔は、樹種・苗の大きさ・仕上がりの高さで変わるので、購入先や施工業者に確かめてみてください。
高く仕立てるほど、下の幅も広がります。上を狭く下を広くした形で刈り込むと、下の葉まで日が当たりやすくなります。
相談2:家族が伸ばしてしまったシルバープリペットの生垣の高さを戻したい
シルバープリペットの生垣が高くなってしまい、元の高さに戻したい、という相談です。
シルバープリペットは刈り込みに強く、成長は早めの木です。何回かの刈り込みで少しずつ下げていくと、形を戻しやすくなります。
斑の無い緑の枝(先祖返り)が出ていたら、付け根から切っておきましょう。
相談3:実家の生垣が伸び放題。処分してしまいたい
実家の生垣が伸び放題で手入れが大変なので、処分して別のものにしたい、という相談です。
伸び放題の生垣は、まず剪定で高さを下げて使い続けるか、撤去して塀やフェンスに替えるかを考えます。撤去や植え替えの考え方は生垣の撤去・植え替え|抜根の考え方と頼み方で紹介しています。
よくある質問
高い生垣は自分で刈り込めますか?
手の届く高さまでなら自分で刈り込めます。脚立が必要な高い所は転落の危険があるので、無理をせず業者に頼みましょう。
生垣を高くするのに向く木は何ですか?
シラカシやレイランディー、サンゴジュ、トキワマンサクなど、刈り込みに強く上に伸びる常緑樹が使われます。成長の早い木ほど刈り込みの回数も増えます。
高くなりすぎた生垣は一度に切ってもいいですか?
一度に大きく下げず、何年かに分けて少しずつ下げるのが基本です。特に針葉樹は、葉のない古い枝まで切ると芽が出にくいので注意しましょう。
高い生垣の剪定を業者に頼む時、何を伝えればいいですか?
生垣の長さと高さ、樹種、仕上がりの高さ、作業する場所の様子、枝葉の処分を頼むかどうかを伝えると、見積もりが出やすくなります。
植えたばかりの生垣を、早く高くしたいのですが?
成長の早い木でも、植えてから密になるまでには時間がかかります。根づくまでは水やりと支柱で支え、上だけを急いで伸ばすより、下まで葉がそろうように育てる方が、目隠しとしてしっかりした生垣になります。
まとめ
- 高い生垣は目隠しや防風になるが、上の刈り込みが大変
- 高さは「誰がどこまで刈れるか」で決める
- 成長の早い木ほど、毎年の刈り込みが増える
- 高くなりすぎた生垣は、何年かに分けて少しずつ下げる
- 業者に頼む時は、長さ・高さ・樹種・処分の有無を伝える





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