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『生垣が伸び放題で、もう自分では手に負えない』『業者に頼みたいけれど、どこに何を聞けばいいのか分からない』という方も多いですよね。
見積もりを取ってみたら、業者によって料金にかなり差があって決められない、という声もよく聞きます。
結論から言うと、生垣の剪定を業者に頼む時は「どこまで切るか」「枝の処分を含むか」をそろえて見積もりを比べるのが大事です。条件がそろえば、料金の差の理由も見えてきます。
この記事を読むと、自分で切るか業者に頼むかの境目、依頼の流れ、見積もりで聞いておきたい質問が分かります。
生垣の剪定、自分で切るか業者に頼むかの境目
迷ったら「高さ」「長さ」「道具」「処分」の4項目で考えてみてください。どれか1つでも負担が大きいなら、業者に頼むことを考えるタイミングです。
『このくらいなら自分でできるかも』と思いますよね。生垣(樹木を列に植えて仕立てた垣根)の剪定は、条件によって手間が大きく変わります。生垣の基本は生垣とは?読み方・塀との違いと役割で紹介しています。
次の表で、ご自宅の生垣に当てはまる方を選んでみてください。
| 判断する項目 | 自分で切りやすい | 業者に頼みたい |
|---|---|---|
| 高さ | 地面に立って手が届く | 脚立に乗らないと上面に届かない |
| 長さ | 短く、一日で刈り終わる | 長くて何日もかかる・角が多い |
| 道具 | 刈り込みばさみと剪定ばさみで足りる | 太い枝が多く、電動バリカンなどが要る |
| 処分 | 切った枝を自治体の回収に出せる量 | 枝葉が大量で、運び出しや持ち込みが難しい |
「業者に頼みたい」側が1つでもあれば相談を
例えば、長さは短くても、上面が脚立なしでは届かないなら、その部分だけでも業者に頼む価値があります。高い所の刈り込みは、脚立からの転落の危険があるからです。
逆に、高さは手が届いても、長くて枝の量が多いなら、処分だけが負担になることもありますよね。どこが負担かを先に分かっておくと、頼む範囲も決めやすくなります。
- 上面を刈るのに脚立が要る
- 枝が隣地や道路にはみ出している
- 太い枝や古い幹を切る必要がある
- 切った枝を運び出す手段がない
- トゲのある木やかぶれやすい木で、作業がつらい
- 何年も手入れしておらず、形が分からなくなっている
生垣の剪定を業者に頼む流れ
多くの場合、問い合わせのあとに現地を見てもらい、見積もりを受け取ってから依頼するか決める流れになります。
『いきなり作業に来られたらどうしよう』と不安になる方もいますよね。一般的な流れは次のとおりです。
- 生垣の写真を撮り、木の名前・長さ・高さの様子をメモする
- 業者に問い合わせて、剪定したい範囲と希望の時期を伝える
- 現地を見てもらい、仕上がりのイメージをすり合わせる
- 見積もりを受け取り、作業の範囲と処分の扱いを確かめる
- 内容に納得したら依頼し、作業日を決める
- 作業前に、隣家へ作業日を一言伝えておく
- 作業後、仕上がりと片付けを一緒に確かめる

問い合わせの前に用意しておくもの
写真があると、業者も作業の量をつかみやすくなります。正面だけでなく、横からと、裏側から見た写真もあると話が早いんです。
木の名前が分からない時は、葉の近くの写真も撮っておきましょう。木によって切っていい時期が違うので、名前が分かると時期の相談もしやすくなります。
| 用意するもの | なぜ役立つか |
|---|---|
| 生垣の全体の写真(正面・横・裏) | 作業の量と、裏側に回れるかが伝わる |
| 葉や花のアップの写真 | 木の名前と切る時期を確かめやすい |
| 生垣のおおよその長さ | 見積もりの前提をそろえやすい |
| 隣地や道路へのはみ出しの様子 | 越境の部分を優先して切ってもらえる |
| 作業してほしい時期 | 花木なら花後など、木に合う時期を相談できる |
どんなところに頼めばいい?
『造園屋さんがいいのか、ほかの窓口がいいのか』と迷う方も多いですよね。生垣の剪定を受けているところには、いくつかのタイプがあります。
| 頼み先のタイプ | 向いている場面 | 確かめておきたいこと |
|---|---|---|
| 近所の造園・植木屋さん | 毎年同じ人に見てもらいたい | 繁忙期の予約の取りやすさ |
| 剪定の依頼窓口 | どこに頼めばいいか分からない・急ぎ | 実際に作業する業者と、見積もりの範囲 |
| 外構の業者 | 生垣の撤去やフェンスへの切り替えも考えている | 剪定そのものを受けているか |
どこに頼む場合も、見積もりの前提をそろえて比べるのは同じです。『いつもの人に頼むのが気楽』という方は、その安心感も大事な判断材料になります。
作業の前に、隣家へ一言
剪定の日は、枝葉が飛んだり、作業の音がしたりします。『わざわざ挨拶するほどでもないかな』と迷うかもしれません。
ただ、隣地側から作業させてもらう場面もあるので、「何日に生垣の手入れをします」と一言伝えておくと、お互いに気持ちよく過ごせます。
生垣の剪定の料金に差が出る理由
生垣の剪定の料金は、生垣の高さ・長さ・木の種類・処分の量・作業環境で変わります。業者ごとの差は、この前提の違いから出ていることが多いんです。
『同じ生垣なのに、なんでこんなに見積もりが違うの?』と戸惑いますよね。実は、見積もりの前提がそろっていないことがよくあります。
| 料金に影響すること | どう変わるか |
|---|---|
| 生垣の高さ | 脚立や高所の作業が増えるほど手間がかかる |
| 生垣の長さ・面の数 | 表だけか、裏や上面も含むかで作業量が変わる |
| 木の種類 | トゲのある木や、間引きが必要な木は手間が増える |
| 伸び具合 | 何年も放っておいた生垣は、太い枝を切る手間が増える |
| 枝の処分 | 処分を含むか、量がどれくらいかで変わる |
| 作業環境 | 道路沿い、狭い通路、車を停められないなどの条件 |
複数の見積もりは、同じメモを渡して取る
見積もりの前提をそろえるいちばん簡単な方法は、どの業者にも同じメモを渡すことです。
例えば「道路側の生垣、表と裏と上面、今の高さより少し下げたい、枝は処分してほしい」のように書いておきます。こうしておくと、届いた見積もりを並べた時に、何が違うのかが見えやすくなるんです。
剪定の時期も、仕上がりに関わる
料金だけでなく、時期も確かめておきたいところです。例えば、サザンカは花後〜早春(3月頃まで)、ツツジは花が終わった直後〜初夏までが剪定の目安とされています。
花木を夏以降に強く刈ると、翌年の花が減ることがあるんです。業者に「花を楽しみたい木です」と伝えて、時期を相談してみてください。
木ごとの時期は生垣の剪定|時期・回数と刈り込みのやり方でカレンダーにまとめています。
剪定の料金は、生垣の条件で大きく変わります。金額の目安を先に知りたい場合も、写真を送って見積もりを取るのがいちばん確実です。費用の考え方は生垣の費用の考え方|植栽と手入れの見積もりの内訳でも紹介しています。
見積もりで聞く質問リスト
見積もりを比べる時は、この4つが同じ前提になっているかを確かめてみてください。そろっていない見積もりは、金額だけで比べても判断を誤りやすくなります。
『何を聞けば失礼じゃないのかな』と遠慮してしまいますよね。ただ、どれも業者にとっても大事な確認なので、遠慮なく聞いて大丈夫です。
- 剪定する範囲は、表・裏・上面のどこまでですか?
- 仕上がりの高さと幅は、どのくらいを考えていますか?
- 切った枝の処分は、見積もりに含まれていますか?
- 処分の量が増えた時は、どう扱いますか?
- 追加の料金が出るのは、どんな時ですか?
- 雨の日は、作業日をどうしますか?
- 隣地側から作業する必要はありますか?
- 作業のあとの掃除は、どこまでしてもらえますか?

比べやすい見積もり、比べにくい見積もり
見積もりの書き方にも違いがあります。次の表の左側のように、作業の中身が分かる見積もりの方が比べやすいんです。
- 剪定する範囲(長さ・面)が書かれている
- 処分の扱いが別に書かれている
- 追加料金が出る条件が説明されている
- 「剪定一式」とだけ書かれている
- 処分を含むかどうかが分からない
- 当日の追加の扱いが説明されていない
仕上がりのイメージは言葉で残す
『思ったより小さく切られてしまった』という行き違いは、仕上がりのイメージを伝えていない時に起こりやすいです。
例えば「今の大きさを保ちたい」「隣地にはみ出している所だけ下げたい」「透けない程度に軽く」のように、言葉で伝えておきましょう。
会話にするなら、こんなイメージです。
「目隠しに使っているので、透けない程度でお願いできますか?」
「では、中の太い枝は残して、表面を整える形で刈りますね」
作業の当日と、終わったあとに見ること
作業の日は、始まる前に仕上がりの高さをもう一度確かめておくと安心です。見積もりの時から日が空いていると、イメージが少しずれていることもあるんです。
作業が終わったら、業者と一緒に生垣のまわりをひと回りしてみてください。その場で気づいたことなら、手直しもお願いしやすくなります。
- 上面が平らにそろっているか
- 隣地や道路へのはみ出しが片付いたか
- 切った枝葉が足元や側溝に残っていないか
- 隣家の敷地側の掃除が済んでいるか
- 次に切る時期の目安を聞けたか
一度切った枝は元に戻りません。特に針葉樹の多くは、葉のない古い枝まで深く切ると芽が出にくいと一般に説明されています。仕上がりの高さは、作業の前に一緒に確かめておきましょう。
業者に頼む時によくある相談
生垣の剪定を業者に頼む場面では、見積もりの差、枝の処分、仕上がりの行き違いについての相談がよく寄せられます。
業者ごとに料金がかなり違って、決められない
生垣の剪定を頼もうと業者を探しているけれど、料金の差が大きくて決めかねている、という相談です。
まずは、見積もりの前提がそろっているかを確かめてみてください。剪定する範囲、仕上がりの高さ、処分の扱いがそろうと、差の理由が見えてきます。
それでも差がある時は、「この金額にはどこまで含まれますか?」とそれぞれに聞いてみましょう。説明が具体的かどうかも、比べる材料になります。
剪定した枝の処分だけをお願いできる?
自分で剪定したけれど、切った枝の処分だけを業者に頼めるか、という相談もあります。
処分だけの依頼を受けるかどうかは、業者によって違います。問い合わせの時に「処分だけをお願いしたい」とはっきり伝えて、受けてもらえるか確かめてみてください。
量が少なければ、お住まいの自治体の出し方に合わせて出せることもあります。枝の長さや束ね方の決まりがあることが多いので、自治体の案内を確かめておきましょう。
伸び放題の生垣を、いっそ処分したい
手入れが大変なので、生垣を処分して別の囲いにしたい、という相談もあります。
生垣を根ごと取り除く場合は、剪定ではなく伐採や抜根(根を掘り起こして取り除くこと)の作業になります。撤去の考え方は生垣の撤去・植え替え|抜根の考え方と頼み方で紹介しています。
サザンカの生垣は、いつ頼めばいい?
サザンカの生垣の剪定時期を知りたい、という相談はとても多いです。
サザンカは秋〜冬(10〜12月が目安)に咲き、花芽は夏に作られます。そのため、剪定は花後〜早春(3月頃まで)が目安とされています。
もう一つ気をつけたいのが、チャドクガという毛虫です。毒のある細かい毛に触れると肌がかぶれることがあり、春と夏の終わりごろに発生しやすいといわれています。
『虫が出ているけれど、自分で触るのは怖い』という時は、業者に相談する時にその様子も伝えておきましょう。葉裏の卵や幼虫は、触れずに枝ごと切って処分するのが基本です。
自分で何度か切ってきたけれど、形が崩れてきた
新築の時に植えた生垣を、何年か自分で刈ってきたけれど、形が崩れてきたという相談です。
成長の早い木は、毎年刈っていても、少しずつ高く・厚くなっていきます。一度業者に形を整えてもらい、その形を自分で保つ、という頼み方もあるんです。
- 「今回は形を整え直してほしい」と伝える
- 来年から自分で保ちやすい高さを相談する
- 切る時期の目安を教えてもらう
越境している枝と、高くなった生垣の頼み方
枝が隣地や道路にはみ出している時や、高くなりすぎて手が届かない時は、早めに業者に相談しておくと、お互いに困る前に片付けられます。
『隣から枝のことを言われてしまった』という時は、気まずいですよね。まずは、はみ出している部分を優先して切ってもらうよう、業者に伝えてみてください。
隣地の竹木の枝が境界線を越える時のルールは、民法第233条に定められています。令和5年4月1日施行の改正で、一定の場合には越境された側が自ら枝を切り取れるようになりました。
詳しくは生垣の枝が隣に越境したら|民法のルールと剪定の相談で紹介しています。お互いさまの気持ちで、まずは話し合ってみましょう。
| 状況 | 業者に伝えること |
|---|---|
| 隣地にはみ出している | 境界を越えた部分を優先して切ってほしい |
| 道路にはみ出している | 歩く人や車の通行、見通しを妨げない所まで下げたい |
| 高くなって手が届かない | 来年から手の届く高さで保てるようにしたい |
| 下の方がすかすかになった | 台形に整え、足元に日が当たる形にしたい |
道路に張り出した枝は、通行や見通し、標識の見え方の妨げになるので、所有者が手入れするよう多くの自治体が呼びかけています。
高くなった生垣の手入れは高い生垣|背の高い生垣の手入れと高さの決め方も参考にしてみてください。
剪定を頼む前に知っておきたい注意点と、次の一歩
突然訪ねてきて庭木の剪定を勧める訪問販売のトラブルが知られています。その場で契約せず、比べてから決めるのが安心です。
『今すぐ切らないと危ないですよ』と言われると、慌ててしまいますよね。ただ、その場で決める必要はありません。
訪問販売で契約した場合は、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができることがあります。困った時は、消費者ホットライン(局番なし188)に相談してみてください。くわしくは国民生活センターの案内も参考になります。
次の一歩:剪定をまとめて相談したい時は
自分で探して何社にも連絡するのが大変な時は、剪定をまとめて相談できる窓口を使う方法もあります。
剪定110番は、庭木の剪定・伐採・抜根・草刈りなどを、全国の加盟業者に依頼できる窓口です。24時間365日、電話やフォームで受け付けています。
現地調査・見積もりは無料で、見積もりを見てから依頼するか決められます。料金は木の高さ・本数・作業環境で変わるので、上の質問リストを手元に置いて確かめてみてください。
剪定110番
伸びすぎた生垣の剪定・刈り込みを、プロに頼む
庭木の剪定・伐採・抜根・草刈りを、全国の加盟業者に頼める窓口です。24時間365日受け付けていて、現地調査・見積もりは無料。見積もりを見てから頼むかどうか決められます。
見積もり無料生垣の剪定を無料で見積もる作業内容や費用は木の高さ・本数・作業環境によって異なります。最新の情報は公式サイトで確認してください。
よくある質問
生垣の剪定を業者に頼むのは、どんな時ですか?
上面に届くのに脚立が要る時、長くて作業が何日もかかる時、太い枝が多い時、切った枝を処分できない時が目安です。1つでも負担が大きいなら、相談を考えてみてください。
生垣の剪定の料金は何で決まりますか?
生垣の高さ・長さ・木の種類・伸び具合・処分の量・作業環境で変わります。金額は見積もりで確かめ、範囲と処分の扱いをそろえて比べましょう。
見積もりは何社くらい取ればいいですか?
決まりはありませんが、複数の見積もりを比べると、料金の差の理由が見えやすくなります。比べる時は、剪定する範囲と処分の扱いをそろえておきましょう。
剪定した枝の処分は自分でできますか?
量が少なければ、お住まいの自治体の出し方に合わせて出せることが多いです。長さや束ね方の決まりがあるので、自治体の案内を確かめてみてください。
業者に頼む時期はいつがいいですか?
木によって切っていい時期が違います。花木は花が終わった直後の時期が目安になるので、木の名前を伝えて業者と相談してみてください。
まとめ
- 自分で切るか頼むかは、高さ・長さ・道具・処分の4項目で考える
- 依頼は、写真とメモを用意して、現地調査と見積もりを受けてから決める
- 料金の差は、範囲・仕上がり・処分・作業環境の前提の違いから出やすい
- 仕上がりのイメージは言葉で伝え、切りすぎを防ぐ
- 訪問営業ではその場で契約せず、困ったら188に相談する
まずは、生垣を正面・横・裏から写真に撮ってみてください。写真とおおよその長さがあるだけで、業者への相談も見積もりの比べ方もぐっと楽になります。





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